今回のウェビナーは、ファッションスタイリスト・河井真奈さんに登場していただきます。
河井さんは映画会社勤務を経て、女性誌創刊ラッシュ時にファッションスタイリストとして活動し、女性誌のみならず女優のスタイリング、百貨店やセレクトショップのアドバイザーとして仕事の範囲を広げ、現在は青山でギフト専門店「futo南青山shop」も経営されています。ジュエリーの洗練されたコーディネートでも知られます。
日本ではジュエリーとファッションの業界が別々に動いている状況にあります。ですが、消費者の思考の中ではこの2つは一体化しています。スタイリストという仕事はその壁を超えて、消費者の気持ちを汲んでコーディネートを提案します。
実際に身につけ、ジュエリーを作り、販売するメンバーが中心のWJJは、ジュエリーは単体よりもむしろスタイリングが伴って魅力を発揮すると考えます。ジュエリー、ファッションに携わる方には仕事に役立つヒントがいっぱいのトークショーとなります。多くの方のご参加をお待ちしています。
講演内容
①30年間ファッションスタイリストとして活動し、ジュエリーについて思うこと
・ファッションとジュエリーの関係はベーシックとトレンドの組み合わせ
・年齢によって変化するファッションとジュエリーの選び方
・ひとりの女性でも、さまざまなシーンがあり、身に着けるジュエリーは変わる
・スタイルアップは服ではなくジュエリーで実現する
・色と輝きをファッションに取り込む
・抜け感のわざ
②コロナ禍で魅力を発揮するジュエリーについて考えてみた
・アイテム、モチーフ
・セミオーダーを活用
・ストーン
＊内容は一部変更する場合があります。
【プロフィール】河井真奈
1990年代 『Oggi』『Domani』『FRau』など20~30代の女性誌 の創刊に携わる。『25ans』『ミス家庭画報』『マリ・クレール』他、最多11誌のレギュラーで腕を磨く。
2002年、男児を出産。『Grazia』を中心に『家庭画報』『婦人画報』『CREA Traveller』 『ミセス』等、大人のラグジュアリー層向けに専念。
2011年4月、文藝春秋から『絶対 美人アイテム100』を著する。
2010〜12年 伊勢丹3Fセレクトショップ「レ・ブティック」の社員向けファッショントレンド講座の講師を務める。
2012~15年 文化出版『ミセス』にて「美人に見える着こなし」を連載。
2013年 『WWDマガジン』が選ぶ100人のファッショニスタに選出される。杉原久美恵氏のもとでパーソナルカラー診断を学ぶ。
2013年〜 ドイツ「ミーレ社」と衣・食・住の内、衣の分野での スペシャリストとしてコーポレートパートナーの契約、トークショーを行う。
2014~15年 女優 浅野温子さんの専属スタイリストを担当。NHK「テレビでドイツ語」にて女優 原沙知絵さんのスタイリングを担当。
2016年 女優 賀来千香子さんのCMのスタイリングを担当。
2016-17年 山形・米沢織物テキスタイルプロジェクトに参加。
2017-18年 Mana.Kawaiブランドデビュー(ジュピターショップチャンネル)。
2017年 企業の女性社長などのパーソナルスタイリングを始める。
2019年 講談社『ミモレ』にて「美智子様ファッション」を連載。フォーエバーマークより自身がディレクションした ダイヤモンドベビージュエリーがデビュー。南青山にギフトの専門店「futo南青山shop」を構える。ドイツのジュエリーブランドWELLENDORFFで顧客向トークショーなどを行う。
2020年〜 小学館『Precious web』にて、新時代の「ジャパンラグジュ アリーアイテム」を連載中。肌が美し見える傘「リフレクチュール」「香るアイピロー」のプロデュース。日本橋三越、GINZA SIX、阪急うめだ本店にてPOPUPショップを開催。
2021年5月〜 『ゼクシィ』アプリとウェブサイトで、ギフトをテーマした連載開始のため準備中。
●雑誌のみならず、百貨店やセレクトショップの顧客向けアドバイザーやファッショングッズの商品デザイン、トークショー、女優のスタイリングなど様々な分野で活動。 服のスタイリングはもちろん、ジュエリー・時計・靴・ バッグ等の小物も含めたトータルコーディネイトが得意分野。
●社会貢献の一環として10年前からファッション業界の仲間に 呼びかけてフリーマーケットを主催。売上げの一部を被災地への支援金として寄付を行っている。
●仕事をする上でのポリシーは「その時代に必要なものは何か?」 「その時代が求めているものは何か?」を考えること。 一般の方でもわかりやすいようにトレンドを噛み砕いて紹介できるように心がけ、直接的に今の気分を伝えられる仕事に重きを置いている。
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