WJJ第2回セミナー「ラボグロウン・ダイヤモンド 次へのステップ」トークセッション&販売会(2020.1.22)
Text=WJJ
2019 年、日本でも合成ダイヤモンドの販売が始まりました。 合成ダイヤモンドの登場は、ジュエリーの歴史における一つのターニングポイントと言えます。人工的に天然石と同じ素性のものを創造することは、人間の一つの夢であり、1950年代にすでに東芝が国内初のダイヤモンド合成に成功しています。とはいえ、ジュエリーとして堂々と表に現れ、ジュエリー業界が無視できなくなったのは、2018年デビアスが発表した合成ダイヤモンドブランド「Lightbox」が影響しています。合成ダイヤモンドが注目される背景には技術革新だけでなく、世界の社会情勢、環境問題などが見え隠れします。
WJJでは2020年1月22日、東京ビッグサイト会議室で、合成ダイヤモンド(ラボグロウン・ダイヤモンド)をテーマにセミナーを開催しました。これまで合成ダイヤモンドのセミナーに出席したことはあるがよくわかっていない、どう扱うべきか迷っているなど、そんな疑問に答え討論するために、スワロフスキー・ジェムストーン事業部にご協力いただきました。スワロフスキーでは0.1ct以上のラボグロウンダイヤモンドに「SWAROVSKI CREATED DIAMONDS」というレザー刻印を入れ、IGI の鑑定書を付けて販売しています。トークセッションの後、ルース販売会を行い、セミナーは盛況のうち終了しました。
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